「江戸名所図屏風」出光美術館


【 和風じゃぱんレポート 】「江戸名所図屏風」出光美術館
(江戸の庶民の暮らしを 楽しめる作品ですよ)

①作者はいったい誰? ②依頼したのは誰? ③いつ描かれた? などの「謎解き」にも興味津々です
☆浅草、吉原、芝居小屋が鮮明に描かれて…もう 驚きです!
・平成27年(2015)に国の重要文化財に指定された所蔵の「江戸名所図屏風」 ☆八曲一双の画面には、浅草寺の祭礼や木挽町の芝居小屋など、いたるところに江戸の人々の姿が熱気たっぷりに描かれた作品。

・これまで多くの研究が重ねられてきましたが、近年、特に興味深い成果が発表されているそうです。
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✴️《 ギャラリートーク》(事前の申し込みは不要・無料/入場券だけで参加できます)
・午前10時30分より
8月16日(木)、8月30日(木)
・午後6時より
8月17日(金)、8月31日(金)

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そして、今回の「特別講座」では、いよいよ謎解きです!

☆「江戸名所図屏風」 ①̶ 制作年代 ②注文主③作者は?

新興都市・江戸の姿を熱気たっぷりに伝える「江戸名所図屏風」 この作品については、これまで多くの研究が重ねられてきましたが、近年、特に興味深い成果が発表されているそうです。

⑴ 従来、寛永年間(1624 – 44)のはじめと考えられることも多かった制作年代について、
実は1650年頃まで下る可能性高いの?

⑵ また、向井将監邸 や船遊びの描写から、注文主には同家の関係者なのでしょうか?

⑶ どうして八曲屏風という特殊な形 式が選ばれたのか?

⑷ 芝居小屋の活況がこれほど豊かにあらわされたのはなぜか?

⑸ そして、この壮大な画面を見 事に描き上げた画家は誰か?

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【 解説 】廣海伸彦(出光美術館学芸員) 学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了(美学美術史)。江戸時代の絵画史を専攻。 「勝川春章と肉筆美人画-<みやび>の女性像(2016年)、「岩佐又兵衛と源氏絵-<古典>への挑戦(」 2017年)
✴️会 場 : 出光美術館
東京都千代田区丸の内 3-1-1 帝劇ビル9階
(出光美術館専用エレベーター9階)

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【 出光美術館について 】
出光美術館は、昭和41年(1966)、出光コレクションを展示する美術館として東京都千代田区丸の内に開館しました。

「皇居のお濠」に面した「帝劇ビルの9階」に位置します。
ビルのワンフロアであることを感じさせない独特の空間なんです。
茶室もあり、中のしつらえが観えます。
とにかく眺めが素晴らしく 落ち着きますね。
また、休憩コーナーでは目の前の皇居方面を眺めながら3種類のお茶(セルフ)も、ゆったりした椅子で飲めるのが素敵です!💕

そしてなによりユニークなのは、中近東の陶片資料を集めた陶片室。自由に引き出しを開けて、見ることができるのです。これも陶磁器のコレクションが充実してるからのサービスなんでしょう

大人気の 「友の会」は、予想した通り、今年もすぐに定員に達してしまいました😭

【ミュージアムショップ】
所蔵品をモチーフとしたオリジナルグッズを多数取りそろえて販売してます。

人気の「仙厓」や、所蔵する名品の複製画有り

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